ピアノ初心者でも多様な曲が学べる、ギロックベストレベル1

2023年から毎日ピアノを始めました。
ギロックベストレベル1
完了しました。

今まで完了した楽譜。

ピアノを始めてから様々な教材を使ってみましたが、一番楽しいのはこの曲集。
“ギロック”ベストとある通り、William Gillockの作曲が中心に収録されています。
本書はレベル1ということもあり、序盤の曲はバイエルが両手になったばかりのレベルで対応可能。

ギロックの他、バスティンも1冊通して弾ききった私の感想。
1冊全ての曲を弾けるようにする場合はバスティンの方が簡単です。
ピアノを続けるにはモチベーションが重要なので。
曲が進む ⇒ 一冊終わる

この流れが大事！
とは言え、元々ある曲をピアノ初級者にも弾けるようにアレンジがされているせいなのか、バスティンの曲は何か物足りなく感じてしまう。

バスティンクラシックメロディレベル1よりベートーベンの第9。
元々がオーケストラ+合唱なので、原曲を知っていると少し寂しく感じる。
有名な曲を初心者でも体験できるのは非常にありがたいのですが、、、

ギロックベストレベル1より、Summertime Polka。
ギロックの作曲そのままなので、曲に完成された感がある。
そしてバリエーションも非常に豊富。

おばけの足あと/Spooky Footsteps – コードのクラスターを半音で作る。現代音楽っぽい響き。
真夜中のふくろう/Owl at Midnight – ゲーム音楽みたい。暗い森の中を歩くときに流れてそう。
パリの花売り少女/Little Flower Girl of Paris – 伝統的な3拍子のクラシック音楽に似てる。
バロックスタイルによる小組曲”1.プレリュード”/Little Suite in Baroque Style “1.Prelude” – 曲の名の通りバロック形式。
エオリアンハープ/Aeolian Harp – ピアノのペダルを多用。テンポが定まっておらず、演奏の自由度が高い。
舞曲/At the Ballet – 速いスケール。指が攣りそう。
サーフボードブギ/Surfboard Boogie – ブルーススタイル。
そりすべり/Sleigh Ride – めっちゃ難しい！この1曲に2カ月近くかかった！！

William Gillockはピアノの教育者であるためか、チャレンジングな課題も含まれているものもあります。
23曲収録。
他自分が弾いた曲はプレイリストにまとめました。

曲のバリエーションが多くて楽しい。
そして学びもある。
これが1冊終わるころには始める前よりも上手くなっていること間違いなし！
ギロックベストおすすめです！！

最後の曲を終えたとき、自分はバイエル最後の106が終わってなかったので。
バイエル完了前でも終わらせることができます。

レベル2も買いました。
これは、、、来年に回しましょう。