飛行機で楽器を預けるな!!/もし預けると……

旅 × ストーリー

古今東西に怖い話は数あれどこれほど怖い話はあるだろうか?
いや、ない!

今回は世にも恐ろしい話。

その前に報告を一つ。

pBone

実はフィリピンに行く前にトロンボーンを一本新調しました。

pBorn
なぜいつも使っている金属のトロンボーンを持って行かないのかというと、海外に楽器を持っていくのが不安だったから。

『楽器を持っている日本人』

海外の人から見たらかなりお金を持っていそう、鴨が葱を背負っている状態です。
特にフィリピンの場合は外務省の警告も出ていましたし、観光客を狙った犯罪などもあるようです。

実際に自分がフィリピンに居たとき、マニラのタクシーでメーターを押さずに発進されたりしました。
すぐに気がつき指摘すると『忘れていた』と言ってメーターを起動たので、実際のところはわかりませんが……。

ただ、日本に居るときよりも身の振り方を気をつけなければなりません。

海外で気をつけていること: https://isseiec.com/behaviorwhiletravel

そのためpBornは海外に持って行くためにAmazonで購入したんですが……

すごく使いにくい!!

  • スライドの動きが固く滑らない
  • 音程がめちゃくちゃ悪い
  • あまり大きい音は出ない

不満はありますが一応音はちゃんと出ます。
そしてフィリピンに持っていったのはこの白いpBorn

ただ現地では、特に問題に巻き込まれませんでした。
心配は杞憂で、僕もこの子も無事に帰ってくることができました。

2回目の旅行、ロシアのウラジオストクに行くときは悩みました。
なぜならフィリピンでは何もなかったことに加え、今回の行き先はロシア

ロシアってヨーロッパだよね』

先進国だししっかりしているはずだよね』

『じゃあいつも使ってるトロンボーン持って行っても大丈夫じゃない?』

どちらを持って行くか、出発の前日まで悩んだ末……

せっかく旅行用のpBornを買ったんだからこっち持って行こう

となりました。

結果は大正解、世にも恐ろしい目に遭遇します、日本で。

成田空港にて

ここからが怖い話。

場所は成田空港。
日付は10月下旬の出発日当日。
荷物(楽器)をチェックイン後、出国手続きを済ませました。
出発の時刻が近づき飛行機の近くにバスで移動したときのことです。

飛行機の近くにバスで運ばれ、飛行機前方で自分の席が呼ばれるのを待たされます。
荷物を飛行機に入れるためのベルトコンベアが飛行機後部にあり、自分の楽器もその近くにありました。

自分の席が呼ばれるのを外で待っている間に、楽器がベルトコンベアに乗せられ上がっていきます。

そして一番上でトロンボーンを積み込もうとしたとき……

『ボーン!!』

飛行機の荷物を積む部分。
高さでいうと4メートルぐらい。
建築物2階ぐらいの高さからベルが下向きで落下しました。

実際は『ボーン』ではなく、『ガッ』と背筋が冷たくなるような音がしました。

その時は茫然自失。何もできませんでした。ただこれ書いてて少し思ったのが……

なぜ、僕はあの時、直接職員に言いに行かなかったんだと!!
なぜ、僕はあの時、手元のカメラで現場の証拠を抑えなかったのかと!!

まあ……もういいです。
最悪な場合に備えてpBornを用意してたんですもん。

飛行機に乗っている間は気が気でありませんでしたが、中身のプラスチックのトロンボーンは自体に問題ありませんでした。
ケースはひび割れ、歪んじゃいましたけど……。

ウィチタ(アメリカ、カンザス州)の楽器屋のおっちゃん……

おっちゃん『これは軍のケースでも使われているからかなり頑丈だよ!!』

4メートルの高さには耐えられなかったよ。

ただ中身は無事でした。
よかったpBornで。
金属のトロンボーンならたぶんどこか歪んでましたもん。

Fragile(壊れ物)のサイン付いていたんですけどねー。
『管理は徹底致しますが万が一のためにサインをお願いします』とか言われたけど……

2階から物を落としてもオッケーですよって意味ではないですよ!?

可能なら楽器はチェックインせずに機内持ち込みした方が絶対に良い!!

以上、世にも恐ろしい話でした。