やんばる東村アドベンチャーラリーに参加しました!
いつものレースはマラソンやトライアスロンなどの個人レース。
今回のアドベンチャーラリーはチーム戦。
ぼっちレースは卒業です。
チーム結成まで
2024年度より江戸川区トライアスロン連合に所属しています。
所属した理由は加盟者しか参加できないレースがあったから。
他にも大会参加費の割引や保険などの特典もあるようです。
加盟してしばらくすると、江戸川区トライアスロン連合より以下のメールが届きました。
『江戸川区トライアスロン連合総会を開催します』
よくわからないけど、、、
誰でも参加できるらしい。
当日は特に予定がない。
トライアスロンを始めてからずっとぼっちなので、他の競技者の話も聞いてみたい。
物は試しと行ってみました。

総会とは言っても10人も満たない会合。
内容は予算の使い道や連合の活動などなど。
雰囲気は緩く和気あいあいとした感じでした。
そんな中、総会の参賀者にアドベンチャーレースをやっている方がいました。
そのご縁から今回のアドベンチャーレースに誘っていただきました。
やんばる東村アドベンチャーラリー2025: https://www.a-extremo.com/event/okinawa/
やんばる東村アドベンチャーラリー
やんばる東村アドベンチャーラリー。
アドベンチャー”ラリー”となってますが、実際はアドベンチャーレース。
走るのは今回が初めてです。
内容としては、
・2~3人のチームレース。
・大会最初に地図と指示書が渡される。
・地図上にマークされた場所に行って指示書のミッションを遂行。(例:クイズを解く)
・できるだけ多くのミッションをクリアしてゴール地点へ。
・遂行したミッションの数とゴールタイムに応じた点数で順位を競う。
普段の私が走るレースは『時間内に決められたコースを通りゴールを目指す』というもの。
アドベンチャーレースではゴールまでに求められているスキルが異なります。
・まずは当然地図が読めること。
・持ち物にコンパスがあり、地図上で自分の位置を把握する必要がある。
・GPSは緊急時を除き使用禁止。
・指示がある場所以外は巡り方も選手判断。行き先の優先順位はチームで決める。
・途中にカヤックの区間もあり、ただ走って移動すればよいというわけではない。
・チームで行動のためチームワークも必須。
レースの参加は江戸川区・江東区トライアスロン連合(通称EK)より6人。
3人チーム2つで参加しました。
私以外の参加者は全員がアドベンチャーレース経験者。
中にはアイアンマン完走者、サハラマラソン完走者も、、、
当日のレースで足を引っ張らないか不安でした。
レース当日
私は前日にダイビング、チームでは前夜に決起会。
そしてレース当日。
那覇からレンタカー2台で東村(ひがしそん)のやんばるへ。
受付を済ませて地図や指示書などを受け取りブリーフィング。





ブリーフィングは参加者全員の参加が必須。
レースの注意事項やルールなども発表されます。
レーススタートは9時30分、制限時間は6時間。
15時30分を過ぎると1分ごとにマイナス1点のペナルティが課されます。
このペナルティが重いので基本的には15時半までに必ずゴール。
ファーストステージ
レースのステージは2つ。
ファーストステージは全チームが共通のミッション。
CP14→CP1→CP1’→CP1へ行かなければなりません。

開始直後は一本道のリバートレッキング。
川を登っていくので開始5分から靴はびしょびしょ。
CP14を通過しCP1のビーチへ。

CP1では、CP1’へ移動し再びCP1へ戻ってくるというもの。
移動手段はカヤックとビーチラン、往路と復路それぞれでどちらもこなします。
カヤックは数に限りがあるため往路では早い者勝ち。
我々が来た時がちょうど最後のカヤックでした。

このカヤックが私にとってのこのレース最難関。
カヤックは足を延ばして、前屈に近い姿勢で漕ぐのですが、、、

体が硬いorz
立って前立をすると-20cmぐらい。
カヤックに乗る時の前屈の姿勢、それが辛い。。。
脚を曲げれば良いとアドバイスを頂きますが、曲げるとカヤックのバランスが取れない。
バランスが取れないとパドルを漕ぐための力が入らずに全然進まなくなる。
カヤックの間はずっと腹筋に力を入れていました。
CP1→CP1’の往路はカヤック、CP1’→CP1の復路は残ったビーチラン。
ビーチランの間は道路に上がることは禁止。
途中にテトラポットと川がある場合は、それらを乗り越える必要があります。
まずはテトラポット。

写真で見るとアスレチックみたいで簡単そうに見える不思議。。。
実際はかなり大変です!
まずテトラポットの大きさが突起部分だけで私の腰下ぐらいまであります。
それが無作為に積みあがっているので水平な足場はほとんどありません。
そんなテトラポットはコンクリート製で非常に硬く、よく滑る。
来るまでにすでに靴は濡れており、滑らないように手で捕まりながら移動する必要があります。
積みあがったテトラポットはかなりの高さなので、滑って怪我をしないように必死でした。
身長176cmの私でさえ苦労したのに、息も絶え絶えな小さい女性の方もいました。。。

そして渡河。
トライアスロンで泳ぐことはあるんですけど。。。
今回は服を着て、靴を履いて、おまけに荷物まで持っています。
荷物は頭の上に乗せて濡れないように水面から出しつつ、ラッコ泳ぎで何とか渡りました。
レースの受付のライフジャケット、これの浮力を利用できるのでせめてもの救い。
川を2回渡り残りはビーチを走りCP1へ。
レース後に振り返ってみると。。。
カヤック、テトラポット、渡河。
ファーストステージのこの3つがレース最大の難所でした。
ファイナルステージ
CP1に戻った後はファイナルステージ。
地図上のチェックポイント(CP)を巡るオリエンテーリング。

EKとしては2チームで参加のため、それぞれが別のルートを通るようにしました。
レース後の飲み会でお互いのレースを共有するためです。
私のチームは海沿いの道路を東へ進み、マップ右端のCP2,8,13から攻めるルート。
もう1つのチームは最初から山に入り北へ、CP5,6を目指すルート。
まずはCP2,8を経由しCP13へ。

壁のような崖。
上に登り細い藪道をしばらく通った先がチェックポイント。
テトラポットの時も思いましたが、アドベンチャーレースって結構過酷ですね。。。
私が今まで経験したレースではあまり考えられない。
CP2,8,13の後は次に近いCP11,12へ。
川沿いのどこかにチェックポイントがあり、それを探し出すというもの。
本来ならばリバートレッキングをして探す必要があるのですが、、、
あ、ここに関係者の車が停まっている。
→カメラマンも近くにいる!
→じゃあチェックポイントはこの辺りのはずだ!!
完全なメタ読み。
ほとんど川に入らずにチェックポイントが見つかりました。
さすがはアドベンチャーレース経験者。。。

CP11,12を回った時点で時刻は13時過ぎ。
スタートからすでに半分以上が経過しており、全てのチャックポイントを回るのは不可能と判断。
着た道路を戻りつつ、行きやすいチェックポイントのみを攻めるという戦略に切り替えました。

最終的なレース全体の道のりはこのような形。
CP11,12の後はCP7,5,4を経由してゴールへ。
ゴールタイムは5時間28分。
全体の移動距離はカヤックを含み21km。
陸の移動はほとんどが歩きのため、それほどハードではありませんでした。
チームメンバーがアイロンマン完走者とサハラマラソン完走者な為、本気で移動されていたらおそらく付いていけなかった。
我々のチーム、”EKイノセント3″の順位は27組中14位でちょうど真ん中。
1人のレースは大体下位20パーセントに入るので珍しい。。。
順位よりもチームでわちゃわちゃしながらのアクティビティは楽しかったです。
次のアドベンチャーレースは5月の奥多摩に参加します。
今後のレース
3/15 – 南房総100km・75kmみちくさウルトラマラソン (75km)
4/20 – 第6回山寺蔵王ウルトラジャーニー (50km)
5/10 – エクストリームシリーズ2025 奥多摩大会 (アドベンチャーレース)
5/17,18 – Xterra Japan 根ノ上高原 (オフロードトライアスロン、トレイル34k)
6/29 – レイクハマナ・トライアスロン (オリンピックディスタンス)
8/23 – Xterra Japan 丸沼 (オフロードトライアスロン)
9/21 – MTB大滝
9/27 – 九十九里トライアスロン2025 (ミドルディスタンス)
またしばらくはぼっちレース。
次のレースは去年60kmでリタイアした75kmに再挑戦!!
この投稿時点ではすでに終わっているんですけどねー、、、