アラブのお国のジャズ事情@ドバイ、UAE

旅するトロンボーン

2018年最後の旅するトロンボーン。
11/12月はアラブ首長国連邦(UAE)に行ってきました。
今回はドバイのジャズ。

ドバイのジャズ

いつも通りジャムセッションに関するものは事前に日本から調べておきます。
今回はMeetupとFacebookで見つかりました。

Meetup: https://www.meetup.com/Dubai-Jazz-Musicians/
Facebook: https://www.facebook.com/groups/1584371055042173/
世界のセッションリスト: https://isseiec.com/listofjams

MeetupではDubai Jazz Musicians、FacebookではDubai Jazz Jam Session。
名前は違いますがこの二つは同じグループです。
そしてこれしか見つからない。
他の国と同じように現地のミュージシャンに問い合わせをしてもここの名前しか出てきませんでした。

『行けば他にもきっとあるだろう』

そんなことを考え現地に行きました。

ドバイのジャムセッションに征く

連絡を取りながら向かったのですが、道を間違えてしまいました。
セッションに着いたのは30分ぐらい遅れてしまいました。

練習室を借りて現地のミュージシャンで集まりジャズをやるというスタイル。
ここに入っていきなりで聞かれたことは……

『日本人ですか?(日本語)』

なんとここのセッションの主催は日本人。
来ている人たちも……

  • 日本
  • 香港(中国ではない派)
  • タイ
  • ジンバブエ
  • オーストラリア

さすがグローバル大国UAE。
セッションの人種も多彩です。
(むしろ現地人がいない)

それでもジャズと言う言語は世界共通!
今回はバーのような人前で演奏するセッションではないので、かなりフレキシブルでした。

ドバイにジャズはない

セッションが終わると『皆で飲みに行かないか?』と話になりました。
ドバイのジャズシーンについて話を聞いてみる。
他にもジャズをやっている場所はあるかとかです。

曰く、
『最初にドバイに来た時にジャズシーンを探したが全くなかった』

曰く、
『だから自分でジャズをやるためにドバイでジャムセッションを始めた』

はい。
ドバイにジャズは(ほとんど)存在しません。

  • UAE(ドバイ)だけなんでしょうか?
  • アラブ、イスラム教文化のせい?
  • 石油による急速発展の弊害?

理由は謎です。

『いきなりドバイに来てよくこの場所を見つけたね』

こんなことを言われましたが、それもその通り。
ここしかジャズはないそうです。

2018年は閉幕

2018年最後を飾るには何とも歯切れの悪い旅なのだろうか。
↑楽しくはあったけど
とはいうものもしょうがない。

次の旅するトロンボーンは2019年。
行先は決定していません。
直近の候補としては……

  • マニラ(フィリピン)
  • パリ(フランス)

旅を続けると貯まっていくものがあるという記事でも書きましたが、海外に友達も増えてきました。
(ひょっとすると日本の友達よりも多い……?)
そんなわけでそれらの国を回ろうかな。
全く情報がないところに行って現地で、

『ジャズありませんでした』

とかなると正直困りますので。
そんなわけで次回は(おそらく)来年1月。

来年もよろしくお願いします。

P.S.
音楽はありませんでしたが、ドバイでやったことについてもブログで更新していきます。
乞うご期待。