『ウラジオストクに行ったことがあるんですか?』
先日このような質問を友人から突然されました。
EC『行ったことあるけど、どうしてわかったの?』
友人『いや、TシャツにVladivostok(ウラジオストク)と書いてあるんで』
EC『本当だ(笑)』
その日は着ていたTシャツはウラジオストクで買った”Vladivostok“とプリントされたものでした。
話をしてみるとその友人はウラジオストクに興味がある様子。
『でも行ったところで何もないですよねー』
う~ん……。
自分の感覚自体が音楽偏重で観光とかよくわからないのですが……。
音楽の為に旅に出る: https://isseiec.com/introduction
それでもウラジオストクは行ってみるとかなり面白い場所だと思います。
『行ってみたいよ』という方は参考にしてください。
軍港都市ウラジオストク
ウラジオストク(Vladivostok)とは日本語に訳すと『東方を支配する町』。
“ウラジ”が”支配”で”オストク”が東を現し
その名前の通り軍港都市です。
なので港を見ると一目で軍艦とわかる船が多数泊まっており、海岸沿いには……
大小さまざまな対艦/空砲がずらりと並んでいます。
もちろんその多くは使えなくなっています。
実際に使えるものは一般人が入れない座所にあるそうです。
他にも第二次世界大戦に関する博物館があります。
対戦で使われた潜水艦内部に入れる博物館。
第二次世界大戦以降に灯され続けている燭台。
冬の最高気温は氷点下を下回るそうですが、平和の火は消えません。
日本から見ると近い国のほとんどがアジアですがロシアの建物の外見はユーロピアン風なのもいい感じです。
入国が簡単
そんなこんななウラジオストクですが、簡単に行くことができます。
まず距離的にすごく近いです。
東京からウラジオストクまでの直線距離は約1000km。
飛行時間は2時間ほど。
ソウルまでが約1200km、グアムまでが約2500km。
そしてロシアで一番ネックなのは……
入国の際にはビザを取得しなければならないということです。
実際にロシアの内部に行こうものならロシア国内のどこで何をするかを日ごとに記載した書類を提出する必要があります。
『ロシア面倒くさい。行くの辞める』
待ってください!
ウラジオストク含む、海外沿いの町ならばEビザで渡航可能なんです!!
取得は超簡単!
本来のビザとは違い必要なものはパスポートと写真。
申請も簡単でサイトにアクセスしてそこの記入欄を埋めるだけ。
Eビザの”E”はEletronicの”E”。
日本語だと電子ビザ。
このEビザシステムは2017年8月1日より始まった新しいものです。
申請は入国の20日前からでき、ビザの発行には4日かかります。
以下のサイトの必要事項を記入すると簡単に入手することができます。
https://evisa.kdmid.ru/ja-JP/Home/Index
ロシアの首都モスクワ。
僕にとって果てしなく遠く寒いイメージがあります。
しかしウラジオストクなら週末で行って返ってくることも可能です。
フィリピン、タイ、ベトナムと今まで行ってきました(2018年6月現在)。
ウラジオストクは”アジア”な世界観ではなく”ユーロピアン”な雰囲気を味わうことができます。
*ロシアは”ロシア”というプライドが高いです。
『ロシアはアジア?それともヨーロッパ??』とか聞かない方が良いです
さあ、ウラジオストクへ行こう
色々語りたいことはありますが、行ってみるのが一番早いです。
アメリカやヨーロッパみたいに10時間以上飛行機に乗る必要もありません。
お試しで行って極東のロシアの魅力を肌で感じに行こう!!
因みに……
英語を話せる人に出会えるとは限りません。
ご注意ください。
ロシア、英語、通じない!!: https://isseiec.com/sessioninvladivostok1
音楽ができるならジャムセッションに参加するのもおすすめです。
ロシアのジャムセッション: https://isseiec.com/sessioninvladivostok2
ウラジオストクは再び訪れます。
ウラジオストク(2018年版): https://isseiec.com/vladivostok2018