先日のジャズフェス直前にスライドに穴が空いていることを発見しました。

このトロンボーンは買ったときがそもそも中古で見た目もボロボロでした。
よし!
これを機に新しいトロンボーンを買おう!!
ジャズトロンボーンの選び方
まず、
Amazonで数万円で買えるような安いトロンボーンはNGです。
一度購入したことがありますが非常に安っぽい。

楽器から変な匂いがします。
匂いは洗えば落ちるのですが、触った感じも非常にチープ。
更にはスライドの気密性が甘かったりも。
安いものを買うというのは否定はできないのですが、極端に安いものを買うとモチベーションも上がらずに辞めてしまうのではないかと個人的に思います。
トロンボーンを好きで選ぶのならば、値段は高くはつきますが実店舗で良いものを買うのがおすすめです。
因みに、プラスチックトロンボーンは持っています。

これは旅行用。
普段使いとしては使い物になりません。
これで練習すると変な癖とか付きそう。
実店舗でトロンボーンを選ぶ
楽器屋さんに管楽器専門店ダクに行ってきました。
管楽器専門店ダク: https://www.kkdac.co.jp/
ジャズトロンボーンの選び方。
それは、、、
軽いものを選ぶ!
他の金管楽器やバストロンボーンであれば、ピストンで音の変わりやすさなどもあると思います。
ただしトロンボーンであれば、音を変えるのはスライドしかない。
あまり知られていないですが、トロンボーン/スライドの重さはものによって様々です。
そして私が使っているトロンボーンは極端に軽いです。

計ってみると約1kg。
『トロンボーンは大きくて重そうですね』
なんてセッションで言われたりもしますが、私のトロンボーンはトランペットより軽いです。
Chat GPTに一般的なトロンボーンとトランペットの重さを聞いてみると、、、
トロンボーン:約2.5kg〜3.5kg
トランペット:約1.1kg〜1.5kg
他の方のトロンボーンを触る機会も時々あるのですが、自分の楽器より軽いものに出会ったことがないです。
クラシックのような重厚な音を求めるならば、重さが必要かもしれません。
ただしジャズの速い曲、しかもソロで5分も10分も演奏する。
このような状況を考えると、軽いスライドの方が有利ではと個人的に思います。
以下は私が実際にトロンボーンを選んだ時の流れ。
1. F管は不要
F管が付いているテナーバストロンボーン、これは対象外。
クラシックでは使うかもしれませんが、ジャズではバストロンボーン以外はあまり使いません。
少なくとも私は使わないし、使ってこなかった。
有名なトロンボーン奏者でも、ジャズに限ればF管はほとんど付いていません。
お店にあったF管のないテナートロンボーンは6本。
全部持ってきてもらいました。
2. 軽いものを選ぶ
実際に楽器を持ってスライドの重さを確かめる。
スライドを動かしてみると、スライドの重さに明らかな違いがある。
6本中2本が軽い。
『この2本を試奏したいので、他は片づけてください』
3. 試奏
ここで初めて試奏。
スケールやアルペジオを上から下まで吹いてみる。
ヤマハのXOを購入。

正直残った2本はどちらも多少の違和感はあったのですが、少しぐらいなら練習をすれば慣れると判断。
良い楽器を使ったからと言って上手くなるわけでもないので、安い方にしました。
高い方のトロンボーンはマウスピースの接合部分に内菅があり、メンテナンスも大変そうというのもある。
1カ月ぐらい経って使い慣れてきました。
今ではこのトロンボーンがベスト。
やっぱりジャズトロンボーンは軽くい方が良い!