7月後半から8月の頭にかけてロシアに行きました。
それに伴いロシアのビザを申請しました。
毎年ロシアに行っているのですが、これまでの行き先はウラジオストクのみ。
こちらは電子ビザで出入国が可能です。
ウラジオストクへGO!: https://isseiec.com/vladivostok
しかし今回はイルクーツクに行くということでビザの申請をしなければなりません。
ロシアのビザの申請方法調べると……
- 必要書類を揃える
- 大使館へGO!
これで取れると思っていたのですが、無理でした。
正しいロシアのビザ申請は……
- 必要書類を揃える
大使館へGO!
ビザセンターへGO!!
以下で説明します。
まずは必要書類
まずはビザの申請に必要なものを揃えましょう。
- パスポート
- 写真(4,5х3,5cm)
- バウチャー
- 電子査証申請書(EVA)
1.はそのまんま、パスポート。
2.はパスポート写真の大きさの証明写真です。
4.は入国管理のための情報の記載です。
ロシア以外でビザ申請やESTAの取得をしたことがあるとイメージしやすいです。
しかしEVAを記載するためには3.バウチャーのリファレンス番号が必要です。
3. バウチャー
バウチャーは日本語では”予約確認書”。
4.の電子査証申請書の記載項目、”旅行リファレンス番号”を書くのに必要です。
在日ロシア連邦大使館の公式サイトにも記載があります。
観光ビザは、日本国民、その他国民、無国籍者向けに観光目的の短期滞在用に発行されます。ロシア側団体からの外国人旅行者受け入れ確認書を基に、ロシア外務省への登録および旅行リファレンス番号が必要です。
観光ビザの項目(在日ロシア連邦大使館): https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/turisticeskaa-viza
外務省への登録は電子査証申請書の記載のことです。
旅行代理店を通して行う場合にはその旅行会社のリファレンス番号があります。
しかし個人で訪れる場合はその番号がありません。
そのため、書類を記載するためにバウチャーを取得する必要があります。
バウチャーはTravelRussiaというサイトで申請することができます。
TravelRussia(英語): https://www.travelrussia.su/en/
バウチャーの申請にはお金が掛かり899RUR(ルーブル)。
1500円ぐらいです(2019年7月)
観光ビザのなのでTOURIST INVITATION。
英語の指示に従い必要項目を記載、申請。
特に問題がなければ数日でバウチャーのリンクがメールで届きます。
!!注意!!
ロシアのメールは迷惑メールに振られることが多いです。
スパムフォルダーも確認するようにしましょう。
電子査証申請書(EVA)
バウチャーを取得後に電子査証申請書の必須項目も全て埋めることができます。
こちらはお金は取られません。
電子査証申請書(EVA)は記載が完了すると印刷できる様になります。
書類を印刷し証明写真を所定の欄に貼り付けましょう。
ロシア大使館へ
- パスポート
- 写真(4,5х3,5cm)
- バウチャー
- 電子査証申請書(EVA)
これら全てを揃えます。
ここまでは正直苦労はしません。
ネット上で必要書類を記載するだけです。
問題はここから。
ロシア大使館を訪れるには予約が必要
ロシア大使館でビザの発行の為、そこを訪れるには大使館訪問の予約が必要です。
ロシア大使館領事部にお越しの際 事前予約 が必要となります。こちらで(http://tokyo.kdmid.ru/)事前予約をされていない方の受付はできません。予めご了承ください。
事前予約の項目(在日ロシア連邦大使館): https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-24
在日ロシア連邦大使館にある事前予約のサイトを開いて予約します。
ロシア大使館訪問予約サイト: http://tokyo.kdmid.ru/
サイトの指示に沿って予約画面を開くと……
全ての日にちがいっぱいで予約が不可能。
『え……?ビザ取れないってこと??』
画像の中のサイトの注意に……
- 予約が空くかもしれないので毎日確認してください
- メールを登録すると訪問が可能になったら連絡します
と書いてあるのでとりあえず数日の間メールを待ちながらサイトにて予約状況を確認……
変化なし、返信なし。
大使館に直接メールにて問い合わせ……
返信なし。
2日間メールが全く音沙汰ないので問い合わせの為の電話。
電話にでんわ。
0335834445が大使館の電話番号。
50回近い履歴が残ってます。
それでも電話にでんわ。
おまけにツイッターで”ロシア大使館”と調べてみると……
二週間近く電話にでんわなんてつぶやきを見つけました。
『え……?ビザ取れないってこと??』
2019年7月の段階では大使館に訪れて個人でビザを申請することは不可能でした。
ロシアビザセンターへ
大使館でビザの申請をしようとしたときには出発日まで労働日換算20日以上あったのですが、気づけばそろそろ出発日まで10日に迫ろうとしていました。
個人で申請は無理!
ビザセンターを利用しよう!!
Interlink Service: https://interlinkservice.world/japan/jp/
こちらのサイトはビザセンターにて代理申請を頼みました。
サイトにてビザセンターを訪れるのに予約が必要ですが、予約後に即完了メール届きました。
自分の予約は13:30。
その10分前ぐらいに訪れると、ちょうど12:30の人が呼ばれいていました。
それから30分ほどで、14時くらいに自分の番になりました。
対応は非常に丁寧でした。
自分の場合は書類に不備なく10分ぐらいで終了。
他の人の対応を見ていても……
- 書類の不備
- 写真の忘れ
- その他注意など
丁寧に指摘しているようです。
代行申請の値段は8500円でした。
*Interlinkの代行料金が4500円。
*更に今回は出発日の10日近く前まで迫っていたので4000円の特急の発給料金。
(11~20日での発給料金は無料。4~10日での発給は料金4000円)
ビザの発行も滞りなく、申請後4日でビザを手に入れることができました。
ロシアのビザ取得のステップ
- 必要書類を用意
- ビザセンターを利用する
バウチャー(1500円)と代行申請(4500円)。
合計6000円ほど掛かります。
代行申請代金をけちって、大使館に行って個人で申請しようとか考えるのはやめましょう。
その場合特急申請で追加料金を取られる恐れがあります。